職種か業界か、どちらを動かすか
転職では、職種と業界の両方を同時に変えると難易度が上がります。どちらを軸にするかを先に決めてください。
4つの組み合わせ
①同じ職種・同じ業界。最も通りやすい形です。経験がそのまま評価されます。年収も維持または上昇しやすい領域です。
②同じ職種・違う業界。職種のスキルが持ち運べるかが焦点になります。経理、人事、法務、営業などは比較的動かしやすい職種です。
③違う職種・同じ業界。業界知識が評価されます。社内異動に近い動き方です。
④違う職種・違う業界。両方を同時に変える形。年齢が上がるほど難易度が上がります。まず②か③を経由するという進め方もあります。
年収への影響
年収は、その職種の市場水準とその業界の給与水準の掛け算で決まります。同じ仕事でも業界が違えば水準が変わるのはこのためです。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、産業別・職種別・年齢別の賃金が公表されています。自分の現在地と、行き先の水準を、この統計で確認できます。
会計・税務領域の求人を確認する
職種の専門性が高い領域では、特化型のほうが具体的な話になりやすい傾向があります。
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 面談は無料・オンライン対応
- 求人は時期により変動します
それぞれで必要な準備
①②の場合。実績を数字で書けるかが中心になります。何を、どれだけ、どう改善したか。
③④の場合。なぜその職種なのかの説明が必要になります。加えて、その職種に必要な知識をどう補うかを示せると、話が具体的になります。
いずれの場合も、職務経歴書は応募先ごとに書き分けるほうが通ります。同じものを使い回すと、相手の求めていることに当たりません。
かかる期間の目安
①②であれば、比較的短い期間で進むことがあります。③④は、応募先を探す段階から時間がかかります。
在職中に進める場合、面接の日程調整が制約になります。週に何回、平日の日中に時間を作れるかを先に見積もっておくと、無理のない計画が立ちます。
一次情報の確認先
本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。